豪栄道 大関獲りへ充実 稀勢の里に三番稽古勝ち越す

[ 2013年11月5日 06:00 ]

大関・稀勢の里(左)と稽古をする豪栄道

 大相撲九州場所(10日初日、福岡国際センター)で大関獲りへの足固めを狙う関脇・豪栄道(27)が4日、福岡県大野城市の境川部屋で、出稽古に来た大関・稀勢の里(27)と三番稽古(同じ相手との連続稽古)を行い11勝10敗で勝ち越した。

 158キロの自身より19キロも重い大関に対し、心掛けたのは立ち合いの角度。「いい角度で当たればデカい相手でも持って行くことができる。受け身になったら自分は体がないからね」と振り返ったように低い当たりから一気に前に出る“電車道”で勝つ場面が何度も見られた。途中5連勝するなど大関相手に好調をアピールし「いい稽古ができた」と充実の表情。

 先場所11勝を挙げ、大関昇進の目安である“三役3場所33勝”へ2桁は欲しいところだが「ある程度プレッシャーはないとね。自信を持ってやる」と平常心を保っていた。

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2013年11月5日のニュース