塚田真希さん 東女体大柔道部監督に、来年4月 アテネで金

[ 2013年10月1日 06:00 ]

 04年アテネ五輪の柔道女子78キロ超級金メダリストで全日本女子選手権を9連覇した塚田真希氏(31)が、東京都国立市にある東京女子体育大学(東女体大)柔道部の監督に就任することが30日、明らかになった。日本オリンピック委員会(JOC)の指導者海外研修員として2年間、英国留学をしていた塚田氏は9月に帰国済み。正式就任は来年4月になる見込み。

 塚田氏は東海大卒業後、ALSOK入社1年目のアテネで金メダル。08年北京五輪も銀メダルを獲得した、重量級では日本史上最強の柔道家。10年世界選手権を最後に現役引退後、11年8月から英国で指導者としての勉強をしていた。また、暴力的指導問題で揺れた全日本女子チームでは今年4月から特別コーチに就任。8月にリオデジャネイロで行われた世界選手権でも現地に合流し、選手をサポートしていた。

 東京女体大は来年から柔道の本格的強化に着手する予定で、塚田氏の招へいはその一歩となる。同大は強豪で知られるソフトボール部の監督に、08年北京五輪金メダリストの佐藤理恵氏を招へいした実績がある。

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2013年10月1日のニュース