東京都、五輪の準備部60人態勢で発足 招致委は3人に

[ 2013年10月1日 11:39 ]

 東京都スポーツ振興局のオリンピック・パラリンピック大会準備部が1日、発足した。2020年東京五輪開催に向けた準備が本格化する。

 大会準備部は招致推進部の人員を引き継ぎ、約60人の態勢でスタート。大会組織委員会の設立の準備をするほか、大会基本計画の策定や競技会場の整備を進める。

 細井優局長は職員約50人を前に訓示し、来年2月のソチ冬季五輪の準備が遅れていることなどに触れ「東京は余裕を持って大会が開催できるようにしたい」と力説。

 さらに「今はこれだけの人数だが7年後には大会組織委員会は3000人になり、関係する部署も非常に多くなる」と述べ、連携の重要性を訴えた。

 基本計画の策定を担当する女性職員(38)は「みんながわくわくするような五輪にしていきたい」と意気込みを語った。

 一方、これまで40人以上の職員が詰めていた東京五輪招致委員会は同日付で3人に。国際オリンピック委員会(IOC)への決算報告などの残務整理を終えた後、来年3月までに解散する。

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2013年10月1日のニュース