北沢氏がソチでスターター 30年ぶり五輪舞台に

[ 2013年9月24日 10:42 ]

 1984年サラエボ冬季五輪のスピードスケート男子500メートルで銀メダルを獲得した北沢欣浩氏(51)が、来年2月のソチ五輪でスターターを務めることが24日、分かった。30年ぶりに五輪の舞台に立つ北沢氏は「与えられた仕事をしっかりやるだけ。選手より目立つことがないように」と控えめに抱負を述べた。

 日本スケート界に初の五輪メダルをもたらし、現在は釧路市教育委員会に勤務する。98年長野五輪でスターターを務めた新保実氏の勧めもあり、国際スケート連盟(ISU)のスターター資格を取って2007年からワールドカップ(W杯)などでピストルを鳴らしてきた。

 本番では男子のレースを担当する予定。「選手の時より緊張するが、いつも通りやります」と穏やかに語った。

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2013年9月24日のニュース