ステンソン 欧州勢初の“年間王者”「信じられない」

[ 2013年9月24日 06:00 ]

 米男子ゴルフの今季を締めくくるプレーオフ最終戦、ツアー選手権は22日、アトランタのイーストレークGC(パー70)で最終ラウンドが行われ、首位で出た37歳のヘンリク・ステンソン(スウェーデン)が68とスコアを伸ばし、通算13アンダー、267で今季2勝目、通算4勝目を挙げた。

 シーズンを通したフェデックスカップ・ランキングのポイント争いで欧州勢初の年間総合優勝を果たした。大会の賞金144万ドル(約1億4250万円)に加え、総合優勝のボーナス1000万ドル(約9億9000万円)を獲得。通算イーブンパーで22位に終わったタイガー・ウッズ(37=米国)は4年ぶり10度目の賞金王となった。

 欧州勢初の“年間王者”に輝いたステンソンは「信じられない。諦めなかった証拠だ」と手放しで喜んだ。14番のボギーで猛追するスピースとの差は2に縮まったが、15番パー5で2メートルを沈めてバーディー。16番ではバンカーにつかまったが、パーでしのいだ。シーズン序盤は調子が上がらなかったが、プレーオフ4試合で2勝し、頂点に上り詰めた。円熟味を増す37歳は「本当にタフな一日だった。言葉はいらない。ただ満足している」と充実感をにじませた。

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2013年9月24日のニュース