真央、２３歳の決意「今までで一番強い浅田真央を見せたい」

住友生命の新ＣＭに出演する浅田真央

　フィギュアスケートの浅田真央（２２）が、２３歳の誕生日の２５日から全国放送される住友生命の新ＣＭ「一度きりの冬」編に出演している。「ＭＡＯ　ＡＳＡＤＡ　応援プロジェクト」を推進する同社にとっては、今ＣＭが２０１３～１４年シーズンの第１作となる。

　舞台はスケートリンク。同社ブランドパートナーの浅田は、何かを決意したようなまなざしでカメラを見つめる。自身にとっての「応援」とは？そして、自分を支えてくれる人々への思いを語る。

　「くじけそうな時、力をくれるもの。応援してくれる人がいるから頑張れる。皆に最高の演技を見てもらいたいって思う。今までで一番強い浅田真央を見せたいです」

　そんな決意の言葉に合わせ、ひたむきな練習風景や、寄せられた応援メッセージを見て笑顔で振り返るリンクサイドでのシーンなどがインサートされる。

　再び、リンクに戻った浅田はステップ、スピン、ジャンプを披露。その後「浅田真央と僕たちの一度きりの冬がくる。」という文字が画面に浮かび上がる。「集大成の年と思って悔いのないように」。昨季の終わりにそう宣言した通り、今季に懸ける浅田の思いが詰まった内容に仕上がった。

　ＣＭ楽曲はＤＲＥＡＭＳ　ＣＯＭＥ　ＴＲＵＥの「何度でも」。浅田が「試合前に聴いている」という曲だ。「何度でも」というサビの歌詞は、浅田がこれまで歩んできたスケート人生や、未来を信じて挑戦し続けてきた姿と重なる。ドリカムの吉田美和（４８）と中村正人（５４）は「真央さんの未来をより強くするよう、全力で応援します」とコメントを寄せている。