同組で明暗…松山2位タイ、乱調の遼は最下位/ツアー選手権初日

[ 2013年6月20日 18:12 ]

男子ゴルフのツアー選手権が開幕し、1番で言葉を交わす石川遼選手(左)と松山英樹選手

 男子ゴルフの国内メジャー第2戦、日本ツアー選手権宍戸は20日、茨城・宍戸ヒルズCCで開幕し、全米オープンで10位に入り注目される松山英樹(21=東北福祉大)と、石川遼(21=CASIO)が同組で回り直接対決した。松山は1イーグル、4バーディー、1ボギーの5アンダー。一方、石川は1バーディー、2ダブルボギー、5ボギーの8オーバーと明暗が分かれた。

 松山はスタートから力を見せ付けた。1番でバーディーを取ると、2番ロングをイーグルとして、早々と上位陣に食い込んでいった。インで4アンダーとして、アウトでは手堅く2バーディー、1ボギーにまとめ、トータル5アンダーで2位グループにつけた。

 一方、絶不調だったのは石川。松山とスコアが裏表のように、2番ロングをダブルボギーとし、4、5番も連続ボギーで前半を4オーバー。巻き返しを図った後半の10番で初のバーディーを奪取したものの12、14、15番でボギー、さらに17番でこの日二つ目のダブルボギーを叩いてしまう。結局、トータル8オーバーで最下位の124位タイ。ライバル・松山との直接対決は無残な形となった。

 韓国の趙ミンギュ(25)が7アンダーで単独首位。2打差の2位グループには松山やS・K・ホ(韓国=34)ら4人が並んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2013年6月20日のニュース