大相撲八百長問題 正当性の調査に伊藤氏「まことに不可解」

[ 2013年6月20日 06:00 ]

 大相撲八百長問題を調べた特別調査委員会で座長を務めた伊藤滋氏は、調査の正当性などの検証作業を進める日本相撲協会の危機管理委員会に対し「まことに不可解」などと書面で不快感を示した。

 伊藤氏は特別調査委の調査内容などは、八百長処分決定時に提出した報告書が全てとし「ヒアリングに応じる予定はありません」との回答書を危機管理委に送り、聴取を拒否している。蒼国来の訴訟で敗訴した相撲協会の控訴断念については「証拠の補充が可能」で「当然控訴すべき事案であり、全く理解できません」と反論した。

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2013年6月20日のニュース