遼 同組ライバル討ちへ万全 最高峰ツアーの経験見せつける

[ 2013年6月20日 06:00 ]

ティーショットを放ち打球を見つめる石川

男子ゴルフ日本ツアー選手権宍戸

(茨城・宍戸ヒルズCC)
 時差ボケの松山とは違い、一足先に帰国している石川は万全の状態でライバルを迎え討つ。9日に米国から戻り、決戦に備えて入念な調整を続けてきた石川は「いい準備ができた。時差ボケはない。体調面もいい」と万全を強調した。

 この日はプロアマ戦で18ホール回り、ラウンド後は練習場に向かい最終調整。松山との対面はお預けとなったが「お互いプロになって初めての(同組)ラウンド。自分たちがジュニア時代から夢見ていた瞬間。同時に優勝争いすることも2人とも目指していたのは確か」と意識した。

 石川にとって今季国内ツアー初戦。「米国で6試合予選を通っていますし、その粘りとスコアを伸ばすことを出せればいい」と最高峰ツアーでもまれて成長した姿を披露する。

 ≪副会長のお仕事、DVDにサイン≫選手会副会長の石川が今大会で今季初仕事を行う。予選ラウンドの2日間、午前8時から東日本大震災のチャリティーDVDが各日30枚、ギャラリープラザのJGTOブースで販売され、購入者に対して石川がプレー後にサインを行う。開幕からDVD販売を行っている選手会長の池田勇太は「同じDVD2枚は買ってくれないと思うけど、遼のファンも新たに会場に来ると思うので」と“遼効果”を期待した。

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2013年6月20日のニュース