アフリカ初の関取誕生!大砂嵐、遠藤ら4人が新十両に

[ 2013年5月29日 10:02 ]

名古屋場所での十両昇進が決まり、ガッツポーズの大砂嵐

 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館)の番付編成会議を開いて十両昇進力士を決め、アフリカ大陸から初の力士となった大砂嵐(21)=本名アブデルラフマン・シャーラン、エジプト出身、大嶽部屋、春場所で幕下10枚目格付け出しデビューした遠藤(22)=本名遠藤聖大、石川県出身、追手風部屋、29歳の琴弥山=本名中倉幸基、島根県出身、佐渡ケ嶽部屋、モンゴル出身の青狼(24)=本名アムガー・ウヌボルド、錣山部屋=の4人が新十両になった。

 大砂嵐は大嶽親方(元十両大竜)が2010年7月に部屋を継承して初の関取で、日大出身で昨年のアマチュア横綱の遠藤は所要2場所で昇進した。青狼は錣山部屋から豊真将に続いて2人目の関取となった。琴弥山は所要85場所での昇進で、史上4位タイのスロー記録だった。

 再十両は芳東(36)=本名石原洋、熊本県出身、玉ノ井部屋=のみ。

 八百長問題に絡む地位確認訴訟で勝訴し、解雇が取り消された蒼国来は名古屋場所から西前頭15枚目で復帰することが決まっている。6月24日に番付が発表される。

 琴禮、益荒海、四ツ車の元十両3人を含む14人の引退も発表された。

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2013年5月29日のニュース