IOC委員が理事会批判 存続なら「入れ替え」審議意味なし

[ 2013年5月29日 06:00 ]

IOC理事会

 レスリングを中核競技から外したIOC理事会に対し、理事会メンバーではないIOC委員から批判の声が上がっている。

 元理事のオズワルド委員(スイス)は「最終的にレスリングを五輪実施競技とした場合、他の7競技は門戸が閉ざされることになる。競技の入れ替えを検討してきたのに、何のための審議だったのか」と指摘。ギラディ委員(イスラエル)は「レスリングは五輪に戻る。新たに加える競技の審議は9月に誕生する新IOC会長の下で進められるべき」と語った。

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2013年5月29日のニュース