JSC、柔道の指導者助成金を停止 他競技も調査へ

[ 2013年3月26日 19:58 ]

 日本スポーツ振興センター(JSC)の藤原誠理事は26日、不正な助成金の受給が発覚した全日本柔道連盟に対し、第三者委員会の調査結果が出るまで2013年度の指導者への助成金を停止する考えを示した。

 下村博文文部科学相の指示を受け、JSCは柔道以外の競技でも不正受給がなかったかを調査する。過去3年間に助成を受けた指導者を対象に、指導実態の有無を文書で聞く。指導を受けた選手にも回答を求め、4月中旬を期限にする予定。

 日本オリンピック委員会(JOC)が助成指導者を推薦する現行方式について、藤原理事は「よく検討の上、必要に応じて見直す。(チェックが)機能しているのかという点もある」と指摘した。

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2013年3月26日のニュース