白鵬、大鵬腰ひもに感慨深げ 32回Vで恩返しを

[ 2013年3月26日 06:00 ]

大鵬が現役時代に使っていた腰ひもを締めて会見に臨んだ白鵬

 春場所で史上最多の9度目の全勝優勝を飾った横綱・白鵬(28)が千秋楽から一夜明けた25日、大阪府堺市内で会見。荒れる春場所で全勝を果たし、24度目の賜杯を抱いた場所について「白鵬だけは荒れなかった」と自画自賛した。

 会見前には元大鵬の故納谷幸喜氏(享年72)が、横綱時代に使用していた腰ひもを芳子夫人から贈られ、すぐに着用。「たいほう」という字が刺しゅうされており「ぴったり合った。もっと頑張れよ、というメッセージかもしれない」と感慨深げだった。腰ひもを締める際に手伝ってくれた芳子夫人からは「天国の大鵬さんとつながっているみたい」と声を掛けられたという。「大鵬さんの優勝32回に並んで恩返ししたい。あと8回。マジック8というのかな」と記録を目指すことを誓った。

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2013年3月26日のニュース