横審が日馬を擁護「ケガを抱えながらよく踏ん張った」

[ 2013年3月26日 06:00 ]

委員会を終えて、内山委員長(左)と八角親方が会見する

 場所後恒例の横綱審議委員会が25日、東京・両国国技館で行われ、内山新体制は春場所で9勝に終わった日馬富士を擁護した。

 鶴田卓彦前委員長(元日本経済新聞社社長)の任期満了を受けて就任した内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は全勝優勝の白鵬を絶賛。「白鵬は双葉山、大鵬を乗り越えた全勝優勝で大横綱になったのではないか」と評価した。また、昨年九州場所に次ぐ1桁勝利だった日馬富士には「ケガをのぞいても波がありすぎる」と安定感のなさを指摘するも、「現在(の人気)は両横綱に支えられている。足首のケガを抱えながらよく踏ん張った。健闘を称えたい」と話した。

続きを表示

2013年3月26日のニュース