吉田沙保里をIOC理事会派遣へ レスリング存続訴える

[ 2013年3月21日 06:00 ]

 日本レスリング協会は20日、都内で理事会を開き、5月の国際オリンピック委員会(IOC)理事会に吉田沙保里(30=ALSOK)を派遣することを決めた。

 吉田は国際レスリング連盟(FILA)が行う4分間のプレゼンでアレクサンドル・カレリン氏(45=ロシア)らと競技存続を訴えることになる。また、9月の世界選手権の女子代表選考については、従来のプレーオフを行わないことになった。6月の全日本選抜の結果や過去の実績に基づき判断するため、昨年末の全日本選手権を欠場した吉田らにも可能性が広がった。FILAが新設する女性委員会の委員には、世界選手権6度優勝の浦野弥生さん(43)を推薦する。

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2013年3月21日のニュース