25日強化合宿から新体制 南條監督「風通しの良い代表を」

[ 2013年3月21日 06:00 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は20日、都内で女子代表の強化委員会を行った。強化副委員長と新設の女子強化部長を兼ねる増地千代里氏(42=旧姓・立野)と南條充寿新監督(40)も出席。コーチの選定や女性コーチの増員などを話し合い、25日からの強化合宿は新体制で臨むことになる。

 増地氏が就任の打診を受けたのはわずか1週間前。3人の子供をもつ母親でもあるが「中途半端な気持ちでは受けられない。腹をくくってやりたい」と決意を示した。南條監督も仙台大総監督との兼任で、東京との往復だけでも負担は大きくなる。「斉藤委員長から直接、妻にも話していただいた。選手を含めて風通しの良い代表をつくっていきたい」と語った。また、斉藤仁強化委員長は五輪や世界選手権の代表選考に関する規定を5月の全日本選抜体重別選手権までに明文化し、6月の理事会に諮る方針を示した。

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2013年3月21日のニュース