IOCのマドリード現地調査が終了 警備態勢に自信

[ 2013年3月21日 21:48 ]

 2020年夏季五輪招致の国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会は21日、マドリードへの4日間の現地調査を終了した。閉会であいさつしたスペインのフェリペ皇太子は、記者会見で「われわれの計画の素晴らしさに評価委は満足してくれたと思う」と手応えを語った。

 最終日は、政府高官が大会時は警察と民間警備会社が協力して警備に当たる態勢を説明。「現在のテロの警戒レベルは過去40年で最も低い。大きなイベントを安全に開催した経験もある」と自信を示した。医療サービスと環境対策も説明した。

 評価委は24日から最後となるイスタンブールを現地調査。東京を含む3都市の調査完了後、IOC委員が開催都市を決める投票で参考にする報告書を作成する。(共同)

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2013年3月21日のニュース