把瑠都 痛恨の6敗目…1場所での大関返り咲きならず

[ 2013年1月25日 17:51 ]

把瑠都(手前)が寄り切りで高安に敗れる

 大相撲初場所13日目の25日、大関復帰を目指していた西関脇把瑠都(28)=本名カイド・ホーベルソン、エストニア出身、尾上部屋=は高安に敗れて6敗目を喫し、復帰条件の10勝に達する可能性が消え、1場所での返り咲きに失敗した。

 2010年夏場所で大関へ昇進した把瑠都は左膝に慢性的な故障を抱える。さらに昨年秋場所は右足親指の剥離骨折、続く九州場所は左太もも裏の肉離れで、ともに途中休場により負け越し。今場所は関脇に転落した。

 大関が2場所連続負け越しで降下する現行制度になった1969年名古屋場所以降、把瑠都は17例目(14人目)の転落だった。10勝以上して1場所で戻ったのは5例(4人)ある。魁傑(現放駒親方)は7場所かけて大関へ復帰した。

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2013年1月25日のニュース