渋井陽子　気になる進退は…「もういいなと思ったら、すっぱり」

記者会見後、笑顔でポーズをとる渋井陽子（中央左）、福士加代子（同右）ら、大阪国際女子マラソン招待選手

　８月の世界選手権（モスクワ）の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソン（２７日・長居陸上競技場発着）の招待選手が２５日、大阪市内のホテルで記者会見し、過去２度の出場でいずれも後半に失速した福士加代子（ワコール）は「負けて終わるのが嫌というのもあるし、三度目の正直というのもある。流れに乗って勝負どころでいければ最高」と雪辱を期した。

　前日本記録保持者の渋井陽子（三井住友海上）は「ここ数年ではつらいなと思う練習をした」と懸ける思いを口にした上で、進退については「心からもういいなと思ったときは、すっぱりいく。でも、それが明後日かは分からない」と微妙な言い回し。野口の欠場には「残念だが、このメンバーで盛り上げたい」と述べた。