遼22位浮上も10差「まだ優勝争いわからない」

[ 2012年10月20日 06:00 ]

第2ラウンド、4番で体をほぐしながら、キャディーと攻め方を練る石川遼

ワンアジアツアー韓国オープン第2日

(10月19日 韓国・天安市 牛汀ヒルズCC=7213ヤード、パー71)
 第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、41位で第2ラウンドに入った石川遼(21=パナソニック)は72にまとめ、通算5オーバーの147で22位につけた。全体的にスコアが伸びず、石川は8番パー5でイーグルを奪ったほかは1バーディー、4ボギーの内容だった。北村晃一(27=ミッションバレーGC)は通算10オーバーの56位で決勝ラウンドに進んだが、富田雅哉(35=瑞陵GC)は通算12オーバーの75位で予選落ちした。姜庚男(カンキョンナム)(29=韓国)が69を出し、通算5アンダーの137で首位を守った。

 もやもやが晴れる8番パー5のイーグルだった。石川はフェアウエーから残り230ヤードの第2打を5番ウッドで2オン。大きくスライスする15メートルの下りラインを読み切って1パットで沈めた。

 しかし、いい流れをつかみきれない。「全体的には悪くない。でも後半に入ってもったいないミスが出た」。つまずきは鬼門13番。3年前の初出場時は3日連続で池に打ち込んだホール。この日は池には入らなかったものの、グリーンを捉えられず約3・5メートルのパーパットを外した。16、17番はアプローチにミスが出て連続ボギーとした。

 順位は上がったが、首位とは10打差に開いた。「アンダーパーで終わるようなプランでやっていけば、まだ優勝争いは分からない」という思惑通りにいくか。

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2012年10月20日のニュース