女子バレー24年ぶり4強 死闘フルセット中国撃破

[ 2012年8月8日 06:00 ]

日本―中国の第3セット、ポイントを奪い喜ぶ荒木(5)、木村(18)ら

ロンドン五輪バレーボール

 女子準々決勝で、1次リーグA組3位の日本は同B組2位の中国をフルセットの大接戦の末に3―2で下し、88年ソウル五輪以来24年ぶりの4強入りを果たした。木村沙織(25=東レ)と江畑幸子(22=日立)がともに33得点と活躍した。五輪の中国戦は6戦目で初勝利。84年ロサンゼルス五輪の銅メダル以来28年ぶりのメダル獲得に王手をかけた。9日(日本時間10日午前3時30分)の準決勝ではロシア―ブラジルの勝者と対戦する。

 最後は中道のサーブが相手のレシーブをはじいた。泣き崩れる中国選手。反対側のコートでは火の鳥ニッポンの歓喜の輪が広がった。2時間13分のフルセットの大接戦を制し五輪で初の中国撃破。日本選手たちは、観衆にスタンディングオベーションで称えられた。

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2012年8月8日のニュース