白鵬らサポート継続を約束 石巻で復興応援イベント

[ 2012年8月8日 06:00 ]

 日本相撲協会は7日、宮城県石巻市の総合体育館で復興応援フェスティバルを行った。イベント前には津波に襲われた石巻港が一望できる日和山(ひよりやま)公園で、横綱・白鵬(27=宮城野部屋)や秋場所(9月9日初日、両国国技館)で綱獲りを目指す大関・日馬富士(28=伊勢ケ浜部屋)らが被害に遭って亡くなった人たちに黙とうを行った。

 約3000人の被災者の前で横綱土俵入りを披露した白鵬は「これをきっかけに相撲ファンになってくれたらいい。力士会では10年間は応援サポートしていくことを決めている。今後も要望などがあれば、応援していきたい」と神妙な表情。またイベント前に仮設住宅を慰問した大関・稀勢の里(26=鳴戸部屋)も「少しずつ良くなっているが、まだ海沿いに残骸が残っていた。これからも支援していきたい」と話した。

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2012年8月8日のニュース