遼 全米最難関コースへ「どんなプレーできるか楽しみ」

[ 2012年8月8日 06:00 ]

全米プロ選手権

(米サウスカロライナ州・キアワ島)
 石川遼(20=パナソニック)が全米最難関コースに挑む。今季最後のメジャーとなる全米プロ選手権は9日に米サウスカロライナ州のキアワ島で開幕する。石川は6日の午後にコース入りし、練習場で軽く汗を流した。

 「全米プロは距離も長くてコースは難しい。今までは自分には無理だなと感じていたけど、今年はどうなるか」。今回のキアワアイランド・ゴルフリゾート・オーシャンコースもご多分にもれず難易度は高い。総距離7676ヤードの設定はメジャー最長。海沿いにあるリンクス風のコースで常に海風が吹きつける。しかも、フェアウエーまでうねった形状が、難しさに拍車をかけている。昨年は米ゴルフダイジェスト誌の「全米最もタフなコース」にも選ばれたほどだ。

 グリーンは芝目の強いポアナ芝で、短いパットまで気が抜けない。「結果を出すための技術を兼ね備えていないと通用しない。こういうコースで今年の自分がどんなプレーができるか楽しみ」という石川だが、メジャー6戦ぶりの予選通過を目指す戦いも苦戦は必至だ。

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2012年8月8日のニュース