久保倉後半失速「甘くなかった」北京に続き決勝の壁

[ 2012年8月8日 06:00 ]

女子400メートル障害準決勝、苦しそうな表情でゴールに向かう久保倉里美(左)

ロンドン五輪陸上

 女子400メートル障害準決勝の3組で走った日本記録保持者の久保倉は、56秒25の8着で北京五輪に続き決勝の壁に阻まれた。

 前半から積極的に飛ばしたものの、後半は失速し「これが力の差。世界は甘くなかった」とうなだれた。練習拠点の福島大は原発事故の影響で高い放射線量が検出され、グラウンドの使用が一時禁止に。大学時代から12年間も過ごしている第二の故郷・福島に「恩返しを」と誓っていたが「簡単な道ではなかった」と涙を浮かべていた。

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2012年8月8日のニュース