「多くて3千万円」年寄名跡への功労金 支給の方向で金額検討

[ 2012年4月17日 17:55 ]

 公益財団法人認定を目指す日本相撲協会は17日、東京・両国国技館で公益法人制度改革対策委員会を開き、協会一括管理が決まっている年寄名跡に関し、名跡を引き取る際に親方へ支給する「特別功労金」の額などを検討した。深沢武久委員(元最高裁判事)によると、金額は多くて3千万円との意見が出たという。

 前回の会合では功労金を払わない案を支持する意見が多かったが、親方衆の賛同を得られにくいとの懸念や、文部科学省に提出した組織改革の工程表に支払いを明記していることから支給する方向で話し合うことになった。

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2012年4月17日のニュース