大島部屋から友綱部屋へ　旭天鵬らが初稽古

　大相撲の幕内旭天鵬や十両旭秀鵬ら、大島親方（元大関旭国）の定年に伴って閉鎖する大島部屋の一部の力士が１７日、移籍先となる東京都墨田区の友綱部屋での稽古をスタートさせた。移籍は２４日付。

　旭天鵬は軽めの調整で切り上げたが、旭秀鵬は同僚となる魁聖や伊勢ケ浜部屋から出稽古に来た宝富士らと申し合いでしのぎを削った。友綱親方（元関脇魁輝）は「人が増えると活気が出る。これから相乗効果があるだろうね」と新たな弟子を歓迎した。

　同親方が「こんな地位にいる力士じゃない」と目をかける旭秀鵬は「期待に応えたい。これから頑張ります」と新天地での飛躍を誓った。