上村 苗場でのW杯「目標の大会」と語る

[ 2012年2月17日 19:29 ]

 フリースタイルスキー・モーグルのワールドカップ(W杯)苗場大会開幕前日の17日、今季復帰した女子の32歳、上村愛子(北野建設)が記者会見し「目標にしていた大会なので、たどり着けてうれしい。モーグルはやっぱり楽しいと思ってもらえるような滑りができたらいい」と抱負を話した。

 体の切れは戻ってきているという。公式練習では時折止まってコースを確かめながら何度も試走し「第1エアの後が急斜面になるので、強い気持ちで滑らないといけない」と攻略のポイントを挙げた。

 男子で今季自己最高に並ぶ4位に入った遠藤尚(忍建設)は「エアの着地が広いので思い切り飛ぶ。スピードをさらに上げ、いい点数を出したい」と意気込みを示した。

 日本勢は女子の伊藤みき(北野建設)里谷多英(フジテレビ)男子の西伸幸(白馬ク)らを加えて計15選手が出場する。

 男子のミカエル・キングズベリー(カナダ)と女子でW杯15連勝中のハナ・カーニー(米国)の種目別トップら強豪がそろった。

 18日の個人第9戦のモーグルは決勝上位4選手が優勝を目指して再度滑るスーパーファイナルが国内で初実施される。19日は第10戦のデュアルモーグルが行われる。

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2012年2月17日のニュース