課題は4回転 高橋「SPから入れないと勝てない」

[ 2012年2月17日 17:54 ]

米国から帰国したフィギュアの高橋大輔

 フィギュアスケートの四大陸選手権で2位となった男子の高橋大輔(関大大学院)が17日に帰国し、3月26日開幕の世界選手権(ニース=フランス)に向け「課題は4回転ジャンプ。ショートプログラムから入れないと勝てない。プログラムを滑り込む量も増やしていきたい」と成田空港で意欲を口にした。

 四大陸選手権では世界王者のパトリック・チャン(カナダ)に約30点差で完敗した。「勝ちたいという欲はあるが、今は立ち位置が低い。差を埋め、優勝争いの圏内に入っていけるか」と追う立場を強調。2年後のソチ冬季五輪を見据えた挑戦を「冷静な気持ちで楽しめている」と語った。

 高橋は米国での大会後にデトロイトに立ち寄り、振付師とともにフリーのステップなどを手直しした。

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2012年2月17日のニュース