「日本復活につながる」体操内村選手ら招致支持

[ 2012年2月16日 19:11 ]

 2020年夏季五輪開催を目指す東京招致委員会の16日の記者会見には現役選手を代表して体操男子の内村航平選手(23)=コナミ=とバドミントン女子の潮田玲子選手(28)=日本ユニシス=が出席し、内村選手は「五輪を開催できれば、日本復活につながると思う」と招致を支持した。

 内村選手は昨年、東京で行われた世界選手権の個人総合で3連覇した際に「各国の選手や審判団に(東日本大震災が起きた)こんな大変な年なのに日本はすごいね、と声を掛けていただいた」ことを明らかにし、「一競技の世界選手権でもそう言ってもらえた。ぜひ五輪を開催できればいい」と訴えた。潮田選手は「五輪は日本の未来の第一歩になる」とPRした。

 ▼体操・内村航平選手の話 昨年の世界選手権で、各国の選手や審判団に(東日本大震災が起きた)こんな大変な年なのに日本はすごいね、と声をかけていただいた。五輪を開催できれば、日本復活につながると思う。

 ▼バドミントン・潮田玲子選手の話 五輪は日本の未来の第一歩になると思う。選手が頑張っている姿を見て国民の皆さまに元気、勇気、感動を感じていただけたら。スポーツの力が日本の復興、復活につながればいい。

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2012年2月16日のニュース