田子ノ浦親方の葬儀 北の湖理事長ら400人が最後のお別れ

[ 2012年2月16日 18:39 ]

 13日に46歳で急逝した大相撲の田子ノ浦親方(元幕内久島海、本名久嶋啓太)の葬儀・告別式が16日、東京都台東区の寛永寺輪王殿で出羽海一門葬として営まれ、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)ら約400人が最後のお別れをした。

 関係者によると、田子ノ浦部屋は本来なら同日から、春場所(3月・大阪)に向けて和歌山県内の宿舎で始動する予定だった。部屋の関取第1号でブルガリア出身の碧山が師匠の遺影を持ち、他の力士らがひつぎを運んだ。

 葬儀委員長を務めた出羽海親方(元関脇鷲羽山)は「私どもは、深い悲しみを乗り越え、相撲の発展に尽力することが何よりの供養になると考えている」とあいさつした。

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2012年2月16日のニュース