スキー部部長の荻原 20年ぶり国体に「体が…」

[ 2012年2月16日 06:00 ]

ジャンプの成年男子Bに出場し、スタート台へ向かう荻原

 国民体育大会冬季大会スキー競技会第2日は15日、岐阜県高山市・鈴蘭シャンツェほかで行われ、ジャンプ(HS79メートル、K点70メートル)は成年男子Bで長野冬季五輪金メダルの船木和喜(北海道・フィット)が、合計225・3点で優勝した。荻原健司(長野・北野建設)は13位。少年男子は清水礼留飛(新潟・新井高)が2連覇した。クラシカル走法の距離は、成年男子B(10キロ)でバンクーバー五輪代表の成瀬野生(岐阜・岐阜日野自動車)が27分1秒6で制した。

 ジャンプの成年男子Bには北野建設スキー部部長の荻原が登場。大きな声援を受けたが13位に終わり「体がついていかない。でも60メートル飛べてよかった」と苦笑いを浮かべた。「いつか競技会に出たいと思っていた」と20年ぶりとなる国体出場を決めた。五輪で団体金メダルを獲得した16日の複合に向けては「自分の本職なので頑張ります」と健闘を誓った。

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2012年2月16日のニュース