田子ノ浦親方通夜に北の湖理事長ら500人参列

[ 2012年2月16日 06:00 ]

田子ノ浦親方の遺影が飾られた祭壇

 13日に虚血性心不全で急死した大相撲の元幕内・久島海の田子ノ浦親方(本名・久嶋啓太、享年46)の通夜が15日、東京都台東区の寛永寺で営まれ、北の湖理事長(元横綱)ら約500人が参列した。

 戒名は「誠徳院啓優太善居士」。部屋で初めて関取に昇進した幕内・碧山は「寂しい。言葉も出ない。日本語も相撲も全て教えてくれた。親方が教えてくれた相撲を取ります」と目を潤ませた。今後、所属力士は出羽海部屋に移籍する見込みだが、この日、両国国技館で行われた理事会では決まらず、16日の告別式後に発表されることになった。また、通夜に向かう故人を乗せた霊きゅう車が国技館に寄り、相撲協会幹部らが手を合わせて見送った。

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2012年2月16日のニュース