真央「ほっとした」2位発進!佳菜子がSP首位

[ 2011年12月24日 18:25 ]

女子SPを終え、ほっとした表情を見せる浅田真央

フィギュアスケート全日本選手権第2日 女子SP

(12月24日 大阪・なみはやドーム)
 フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・ニース=フランス)代表最終選考会となる全日本選手権第2日は24日、女子のショートプログラム(SP)が行われ、2年ぶり5度目の優勝を狙う浅田真央(中京大)は65・40で首位と僅差の2位につけた。

 昨年3位で2年連続の世界選手権代表入りを目指す17歳の村上佳菜子(中京大中京高)が、自己ベストの65・56で首位。グランプリ・ファイナルで2位だった鈴木明子(邦和スポーツランド)は、ジャンプの乱れもあり3位発進となった。

 浅田は、練習では回転不足が目立ったトリプルアクセル(3回転半)を回避し、ダブルアクセルでまとめたが「なぜかいつもと違う緊張感があった」と語った。9日に母親を亡くした悲しみの中で出場を決めたが「滑ってない期間が長かった割にはスムーズに調子を戻せた。調整はうまくできた。ほっとした。しっかりと滑ることができて明日につながる」と、フリーでの逆転を見据えていた。

 女子のフリーは25日に行われる。

 ▽鈴木明子の話 (今季は)試合に出て自信がついて手応えもあったけど、そう簡単にはいかせてくれないのが全日本。昨季より大きく一歩を踏み出せた自分を、フリーでは見せたい。

続きを表示

この記事のフォト

2011年12月24日のニュース