世界選手権の惨敗糧に…浜口最多15度目V

[ 2011年12月24日 06:00 ]

父・アニマル浜口氏にキスされそうになりブロックする浜口

レスリング全日本選手権最終日 女子72キロ級決勝 浜口2―0新海

(12月23日 東京・代々木第2体育館)
 女子72キロ級で男女通じて最多の15度目の優勝を果たした浜口は「信じられません」と話した。

 世界選手権67キロ級3位の井上との準決勝は苦戦したが「落ち着いて、自分を信じて戦えた」。世界選手権で13位と惨敗し「ひと言で言うなら、はい上がってきた」と言う。「いろんなことを考える日々だった」という苦悩が「父にありがとうと言いたい」という言葉になって表れた。今後は五輪出場枠を獲る戦いが残る。「ロンドン五輪のマットに立っていることを信じたい」と前を向いた。

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2011年12月24日のニュース