佳菜子 衣装忘れるアクシデント乗り越え首位発進!

[ 2011年12月24日 19:11 ]

女子SPで演技を終え、笑顔を見せる村上佳菜子
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フィギュアスケート全日本選手権第2日 女子SP

(12月24日 大阪・なみはやドーム)
 村上佳菜子(中京大中京高)は、冒頭の3回転―3回転をきっちり決めると、リズムに乗り、最後はガッツポーズも出る会心の演技。自己ベストの65・56で首位に立った。「スピードがあって良かった。練習からSPはミスしないでできた。3回転―3回転(ジャンプ)は絶対に失敗しない自信もあった」と語る顔にも、力強さがあふれた。「フリーも思い切り、最後まで滑りきりたい」と2年連続の世界選手権代表入りに照準を合わせていた。

 実はコスチュームを宿泊先に忘れ、会場に届いたのは滑走前の練習が始まる約10分前だった。大急ぎで準備し、何とか練習には間に合ったが「こっちはどっと疲れた。大変だった」と山田満知子コーチはほっとした表情だった。

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