年寄名跡の扱い方 結論はまたも先送り

[ 2011年12月17日 06:00 ]

 日本相撲協会は16日、全親方らで構成する評議員会を東京・両国国技館で開き、公益財団法人移行に向けて、年内に文科省に提出する工程表の確認を行った。

 会議では工程表の全106項目のうち約90%を承認。だが、協会一括管理案が浮上している年寄名跡の扱い方については慎重に議論を進めたい親方衆の反発もあって、結論はまたも先送りとなった。ある親方は「(年寄名跡についての議論は)もっと詰めないと。もう少し時間をいただけることになった」と話した。

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2011年12月17日のニュース