帝京大 慶大に逆転勝ちで3連勝 

[ 2011年10月16日 17:45 ]

 ラグビーの関東大学リーグは16日、東京・秩父宮ラグビー場で2試合を行い、対抗戦は全国大学選手権3連覇の懸かるシーズンを迎えた帝京大が慶大に26―15で逆転勝ちし、開幕3連勝とした。慶大は2勝2敗。リーグ戦は関東学院大が終了間際のトライで法大に22―15と競り勝って3勝1敗とした。法大は1勝3敗。

 前半を10―15とリードされた帝京大は後半26分のトライで逆転し、さらに1トライを追加した。岩出監督が試合前から「厳しいゲームは正直、きょうが初めて」と気を引き締めていた通りの展開だった。
 
 風下の前半。開始早々のトライで先制しながら慶大にボールを回され、前半で10―15と苦戦した。しかし、後半に強力FW陣が目覚める。晴天で気温が上昇した中、相手と自らのどちらが消耗しているかを見るため、あえて「FWにこだわらせた」と監督。これが的中し、モールで前進してトライを奪い逆転した。
 
 それでもSO森田主将は「慶大の激しいプレッシャーもあり、自分たちが空回りしたところがあった。ここで出た課題を修正したい」と反省した。

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2011年10月16日のニュース