内村 種目別鉄棒で「本当にうれしい」銅 沖口も跳馬3位

[ 2011年10月16日 17:39 ]

男子種目別決勝 鉄棒を終え、ガッツポーズで喜ぶ3位の内村航平

 体操の第43回世界選手権最終日は16日、東京体育館で男女の種目別計5種目の決勝を行い、鉄棒で内村航平(コナミ)が16・333点で銅メダルを獲得した。内村は史上初の3連覇を果たした個人総合など今大会のメダルは金2、銀1、銅1の計4個となった。平行棒は4位だった。

 沖口誠(コナミ)は跳馬で16・291点の3位となり、この種目の日本勢では1991年インディアナポリス大会の相原豊以来の表彰台に立った。田中佑典(順大)は鉄棒で6位、兄の和仁(徳洲会)は平行棒で8位に終わった。

 日本は16年ぶりの自国開催となった今回、男子が7個のメダルを奪い、女子のメダルはなかった。

 ▽内村航平の話 鉄棒は正直取れると思っていなかったので、本当にうれしい銅メダル。バーを離した瞬間、着地は止まったなと思った。体調が万全でなくても(大会を通じて)いい演技を出せたことは今後につながる。

 ▽立花泰則・日本男子監督の話 沖口は日本の跳馬をけん引してきた存在でうれしく思う。内村は本当に努力をする。他の選手も見習ってやっていかないといけない。

 ▽沖口誠の話 うれしい。団体総合の金メダルを一番取りたかったが、跳馬はメダルが取れたし、アピールできた。

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2011年10月16日のニュース