日立 逆転サヨナラ勝ち!決勝Tに前進

[ 2011年10月16日 06:00 ]

 日本女子ソフトボールリーグ(スポニチ後援)は15日、岐阜、小田原、甲府の3会場で6試合が行われ、同率首位のトヨタ自動車とルネサスエレクトロニクス高崎はともに圧勝した。同率3位の日立ソフトウェアは真鍋の決勝打で太陽誘電に逆転サヨナラ勝ちし、豊田自動織機も逆転勝ち。ともに決勝トーナメント進出に大きく近づいた。

 <トヨタ自動車 毎回の15安打!首位の貫禄>毎回の15安打で13点。シオノギ製薬を圧倒した。初回は手堅く送って藤野が先制打。2回は下位打線が好機をつくり、鈴木美の適時打などで4点。早々に5点差をつけ、先発のアボットは2回で役目を終えた。3年連続の決勝トーナメント進出を決めており、残り4試合は、決勝トーナメントに向けてチーム状態や選手の集中力を高めていく時期。福田監督は「だからキッチリとした試合をしたかった。控え選手も活躍してくれたし、よかった」と満足げだった。

 <豊田自動織機 逆転勝ちで決勝Tに王手>降りしきる雨の中、粘って逆転勝ち。18年連続決勝トーナメント進出に王手をかけ、永吉監督は「中止にならなくてよかった」と苦笑いした。0―4の6回、1点を返し、なお無死満塁としたところで雨が強くなり中断。コールド負けを覚悟しなければならない状態だったが、土を入れて再開。直後に押し出しと犠飛で1点差とすると、7回には本田が同点打。8回に池原の投ゴロで勝ち越した。永吉監督は「まだスカッとする試合ができないが、勝ててよかった」とホッとしていた。

トヨタ自動車(16勝3敗)
 140 440 0─13
 000 000 0─0
シオノギ製薬(6勝13敗)
 (ト)アボット、山根、中村友―渡辺
 (シ)松本、松村歩、洞井―橋元

豊田自動織機(14勝5敗)
 000 003 12─6
 001 210 00─4
大鵬薬品(3勝16敗)
 (タイブレーク8回)
 (豊)栗田―ウィリス
 (大)梅津、井俣―三崎、増井

デンソー(11勝8敗)
 0010 000 6─16
 000 000 1─1
靜  甲(2勝17敗)
 (デ)キャニー、重藤、安永―伊藤
 (靜)鈴木―田中

ルネサスエレクトロニクス高崎(16勝3敗)
 000 640 0─10
 000 000 0─0
日立マクセル(6勝13敗)
 (ル)黒川、ローチ、山下―峰
 (日)呂、長尾、豊崎―篠田、中村

佐川急便(6勝13敗)
 000 000 0─0
 000 000 1X─1
ホンダ(9勝10敗)
 (佐)スメサート―山科
 (ホ)金尾―武藤

太陽誘電(11勝8敗)
 100 010 0─2
 001 000 2X─3
日立ソフトウェア(14勝5敗)
 (太)藤田―谷川
 (日)藤原―真鍋

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2011年10月16日のニュース