吉田沙保里 最多連覇のV9!伊調は7度目V 斉藤は銅

[ 2011年9月16日 09:12 ]

レスリングの世界選手権で9連覇を達成し、金メダルを手に喜ぶ女子55キロ級の吉田沙保里。左は女子63キロ級で優勝した伊調馨

 レスリングのロンドン五輪出場枠を懸けた世界選手権第4日は15日、トルコのイスタンブールで女子3階級を行い、55キロ級で28歳の吉田沙保里(ALSOK)が9連覇を成し遂げ、男子グレコローマンスタイル130キロ級のアレクサンドル・カレリン(ロシア)の最多連覇回数に並んだ。63キロ級で27歳の伊調馨(ALSOK)は2年連続7度目の優勝。

 五輪出場枠も獲得した吉田と伊調は12月の全日本選手権または来年の全日本選抜選手権で優勝すると、ともに3連覇が懸かる五輪出場が決まる。非五輪階級の59キロ級は初出場の斉藤貴子(自衛隊)が銅メダルに輝いた。

 吉田は決勝で2008年北京五輪3位のトーニャ・バービーク(カナダ)に第2ピリオドを奪われ、2―1で辛勝した。伊調は決勝でマリアンナ・サスティン(ハンガリー)に2―0で完勝し、前日の48キロ級で2連覇した小原日登美(自衛隊)と合わせ、日本勢の金メダルは計3個となった。(共同)

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2011年9月16日のニュース