初日から因縁対決 平静装う琴奨菊「頭をよぎりもしない」

[ 2011年9月9日 17:23 ]

 大相撲秋場所で初日の相手が若の里に決まった関脇琴奨菊は9日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で「誰でも関係ない。(大関昇進の望みが断たれた先場所14日目の対戦が)頭をよぎりもしない」と、努めて平静に話した。今場所のテーマは精神面の強化。因縁の相手との一番にも、気持ちを波立たせないようにしていた。

 対する若の里は「あれ(先場所)くらいの気持ちでいきたい。絶対に勝つという気持ちで土俵に上がる」と名古屋場所の再現を誓う。2日目には同じく大関とりの関脇鶴竜との顔合わせ。35歳の元大関候補は、昇進の壁になるつもりだ。

続きを表示

2011年9月9日のニュース