稀勢の里らに１８勝７敗　こぼす日馬富士「負けすぎた」

　大相撲秋場所（１１日初日）で綱とりに挑む大関日馬富士は９日、前日に続いて千葉県松戸市の鳴戸部屋に出稽古し、場所前の稽古を打ち上げた。関脇稀勢の里らと２５番で１８勝７敗。「負けすぎた」とこぼしながらも「自分の動きを確かめながら（やってきた）。悪くなかったと思う」と前向きに話した。

　痛みを訴えていたでん部も「良くなってきた気がする」と回復をアピール。初日の相手が豊ノ島、２日目が隠岐の海に決まったが「楽しみな相手ですね」と話す表情からは余裕がうかがえた。