口ひげ発毛の養毛剤で薬物反応!山中 2年間の資格停止

[ 2011年8月11日 06:00 ]

ドーピング検査に陽性反応を示し、2年間の資格停止処分を受けた元日本代表SO山中亮平

 日本ラグビー協会は10日、国際ラグビーボード(IRB)がドーピング検査に陽性反応を示した元日本代表SO山中亮平(23)に科した2年間の資格停止処分を受け入れたと発表した。期間は今年4月28日から13年4月27日まで。4月にトップリーグ神戸製鋼入りした山中は9日付で退部し、退社はせず社業に専念しながら復帰を目指す。

 4月の代表候補合宿(宮崎)に参加した山中は9日の抜き打ち検査で筋肉増強作用のあるメチルテストステロンに陽性反応を示した。蓮沼隆理事によると、口ひげを伸ばすため理容室から市販の塗り薬ミクロゲンパスタの使用を勧められ、1月に薬局で購入した。宮崎で4日から3日間連続で使い合宿前と合わせ使用量は2グラム。同理事は「医薬品の認識がなかった。非常に残念」と述べた。

 日本ラグビー界の薬物違反は09年に元日本代表WTBロアマヌが大麻成分に陽性反応を示し3カ月の資格停止処分(日本協会は国内無期限資格停止処分)となって以来2例目。7月21日のIRB聴聞会で山中は美容品とみなしていたと処分の軽減を求めたが同協会の赤間高雄アンチ・ドーピング委員長は「理由はどうであれ筋肉増強剤の使用で標準的な2年間の処分になった」と説明した。

 15年イングランド、19年日本大会のW杯へ意欲を見せていた山中は「厳しい処分を受けましたが、この期間を耐え、元気にグラウンドに戻ってきたい」とコメント。神戸製鋼によると、資格が回復する2年後の再入部は可能だが、それまで同社施設内の活動はできない。

 ▼神戸製鋼平尾誠二総監督兼GM 非常に残念なことだが、人格は尊重したい。2年後、本人の意思があってやる気があるならば、チャンスを与えてやりたい。

 ◆山中 亮平(やまなか・りょうへい)1988年(昭63)6月22日、大阪府生まれの23歳。左利きの大型SO。大阪・真住中でラグビーを始め、東海大仰星高3年で花園優勝。早大1、2年で大学選手権を制し、4年のアラビアンガルフ戦(10年5月)で日本代表初キャップを獲得。1メートル87、95キロ。血液型B。

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