高見盛 1場所で復帰へタイヤ特訓で出直しだ!

[ 2011年8月11日 06:00 ]

死にものぐるいでタイヤ引き特訓を行う高見盛

 大相撲の幕内・高見盛(35=東関部屋)がタイヤ特訓で出直しを誓った。

 8日から岩手県一関市で行われている東関部屋の合宿に合流。今年で23年目を迎える“恒例行事”では、下半身強化の一環としてタイヤを引きながら30メートルダッシュを5セット、前傾姿勢でのタイヤ押しを3セットこなしている。この日は気温35度の炎天下で、バテバテだったが「合宿でしかできないことだし、体全体がしなってくる」と手応えを口にした。

 名古屋場所は3勝に終わり、秋場所では02年初場所以来の十両陥落が確実。しかし場所後には師匠の東関親方(元幕内・潮丸)と先代親方(元関脇・高見山)の前で「(心の中の)火は消えていない」と決意表明した。高見盛は「1場所で(幕内に)戻る」と力強く宣言し、東関親方も「秋場所が今後を占うキーポイントになるかも。1場所で復帰できるのなら視界も開ける」と期待した。

続きを表示

2011年8月11日のニュース