白鵬“第2の故郷”での合宿打ち上げ「いい合宿だった」

[ 2011年8月11日 16:38 ]

合宿最終日、稽古の見学に訪れた徳島県の飯泉嘉門知事(左)から記念品の目録を受け取る横綱白鵬

 大相撲の横綱白鵬が11日、徳島県板野町で行っていた4日間の合宿を打ち上げた。八百長問題の影響で夏巡業が中止になったことで、自身が発案した初の試みを終え「いい合宿だった。“第二のふるさと”で合宿をやったことが大きい」と、紗代子夫人の出身地でもある徳島県での稽古を充実した表情で振り返った。

 この日は、9月の秋場所で新十両となる大島部屋の旭秀鵬らと20番取り、力の差を見せつけた。期間中は地元の高校生を指導するなど交流。稽古を見学した徳島県の飯泉嘉門知事は「こんなにありがたいことはない。若い人に夢と希望を与えてもらった」と感謝した。

 名古屋場所で大関日馬富士に優勝をさらわれた白鵬は、秋場所で賜杯奪回と大台となる20度目の優勝を狙う。「そういう気持ちはある。今回のいろいろな経験が自分のものになっていくと思う」と手応えを口にした。

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2011年8月11日のニュース