「被災者を勇気づけたい」福島千里が決意表明

[ 2011年7月5日 16:05 ]

アジア陸上選手権の結団式で笑顔を見せる沢野大地(左)と福島千里

 7日開幕のアジア陸上選手権に出場する日本代表選手、役員が5日、神戸市内で結団式に臨み、男子棒高跳びの沢野大地(千葉陸協)と共に主将を務める女子短距離の福島千里(北海道ハイテクAC)が「地元日本で開催される大会なので、東日本大震災で被災された方を勇気づけるような試合をしたい」と力強く決意を語った。

 前回獲得した金メダル12個を上回るのが目標で、89人の選手を束ねる高野進監督は「どの種目も手ごわい選手がいるが、勝ちにこだわってほしい」と奮起を促した。

 世界選手権(8月27日開幕・大邱=韓国)代表選考を兼ねる大会へ向け、福島ら男女短距離陣は結団式の後、会場となる神戸ユニバー記念競技場に移動して汗を流した。

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2011年7月5日のニュース