錦織V宣言「年末までには世界ランク30位以内に」

[ 2011年7月5日 06:00 ]

楽天ジャパン・オープン優勝を宣言した錦織圭

 男子テニス世界ランク50位の錦織圭(21=ソニー)が4日、都内で楽天ジャパン・オープン(10月3日開幕、有明テニスの森公園)の概要会見に出席し、「年内までに世界ランク30位を目指したい」と宣言した。

 自身の最高ランクは日本人最高タイの46位だが、世界30位に入れば4大大会で68年のオープン化(プロ解禁)以降、日本男子初のシード選手(32人)になれる。シード選手は序盤で強豪選手との対戦を避けられるため、4大大会初の8強入りも見えてくるというわけだ。

 楽天オープンには現在世界2位のナダルや4位のマリーも出場を表明しているが「これからは好きなハードコート(での大会)なので可能性は十分にある。絶対に優勝したい」と、この大会を世界の30傑入りへの足がかりにするつもりだ。

 なお、昨年は下部ツアー大会として行われた女子は電力事情を考慮し、実施しない。

 ◆男子テニスの4日付の世界ランキングが発表され、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が初の1位に浮上した。ラファエル・ナダル(スペイン)が2位に後退し昨年6月から守っていたトップの座を譲った。日本勢は錦織圭(ソニー)が2つ上がって50位。伊藤竜馬(北日本物産)は111位。添田豪(空旅ドットコム)は131位。また、女子テニスの最新世界ランキングが4日発表され、森田あゆみ(キヤノン)は4つ順位を落とし46位。クルム伊達公子(エステティックTBC)は57位から50位に浮上。

続きを表示

2011年7月5日のニュース