内村3連覇へ首位発進 女子の鶴見もV3へトップ

[ 2011年6月11日 18:30 ]

男子個人総合第1日で首位の内村航平

 体操の世界選手権(10月・東京)代表最終選考会を兼ねたNHK杯第1日は11日、東京・国立代々木競技場で男女の個人総合の1回目を行い、男子は3連覇を狙う内村航平(コナミ)が鉄棒で落下しながらも92・250の最高点を出し、持ち点となる全日本選手権(4月)の得点の半分との合計186・700点でトップに立った。田中和仁(徳洲会)が6・175点差の2位、小林研也(コナミ)が3位。

 女子も2連覇中の鶴見虹子(朝日生命)がトップの55・550点で、持ち点の全日本の全得点と合わせた166・250点で首位。初優勝を目指す田中理恵(日体大大学院)が2・250点差の2位につけた。15歳の笹田夏実(大泉スワローク)は右足首痛で棄権。

 12日は個人総合の2回目を行い、男子は今大会の上位3人ら6人が代表に、女子は上位8人が代表候補に決まる。

続きを表示

この記事のフォト

2011年6月11日のニュース