入江、200背で大会新V 欧州GP4戦4勝

[ 2011年6月11日 06:00 ]

男子200メートル背泳ぎ、大会新で優勝した入江陵介

競泳欧州グランプリ第2戦カネ大会最終

(6月9日 フランス・カネ)
 男子200メートル背泳ぎで入江陵介(イトマンSS)が1分54秒54の大会新で圧勝し、第1戦に続いて100メートルとの2冠を獲得した。女子50メートル背泳ぎは、前日の100メートルを制した寺川綾(ミズノ)が28秒09で快勝。200メートルバタフライの男子は松田丈志(コスモス薬品)が1分55秒25で、女子は星奈津美(スウィン大教)が2分7秒40で優勝した。女子100メートル平泳ぎは鈴木聡美(山梨学院大)が1分8秒30で勝ち、男子1500メートル自由形は宮本陽輔(鹿屋体大)が15分19秒12で完勝した。

 男子200メートル背泳ぎの入江が大会新でゴールすると、場内が大きな拍手に包まれた。「会場が盛り上がったのでいい記録が出たと思った。あのような歓声はうれしい」と喜んだ。欧州グランプリには照準を合わせていなかったが、第1戦からタイムが安定し、100メートルと合わせて4戦全勝。日本の第一人者は「後半の100メートルはうまく泳げた」と話した。

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2011年6月11日のニュース