普天王引退 春場所中止で「気持ちが続かなくなった」

[ 2011年5月5日 06:00 ]

 日本相撲協会は4日、元小結の幕下・普天王(30)=本名・内田水、出羽海部屋=の現役引退と年寄「稲川」襲名を発表した。

 普天王は「春場所が中止になったことで気持ちが続かなくなった」と話しており、今後は出羽海部屋で後進の指導に当たる。00年にアマ横綱となり、03年初場所で幕下15枚目格付け出しでデビューし、04年春場所に新入幕。左四つの寄りを得意とし幕内在位33場所で敢闘賞、技能賞を1度ずつ受賞した。しかし、右脚のケガなどで09年九州場所からは十両転落。幕下に落ちた昨年名古屋場所を野球賭博関与により謹慎休場した。

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2011年5月5日のニュース